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家庭用蓄電池の相場と補助金まとめ|10年で元が取れるか徹底検証

vealis1015
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電気代の値上がりや災害時の停電リスクから、家庭用蓄電池が気になる方も多いはず。

「高すぎて元なんて取れないのでは?」

なんて不安になりますよね。

じんけい
じんけい

私も最初に見積もりを見たとき、正直「これはムリかも」と思いました。だからこそ価格の内訳や補助金、回収年数を徹底的に調べて整理しました。

結論から言うと、蓄電池は補助金なしでは元を取るのは難しいです。

ですが、国や自治体、電力会社の制度を組み合わせて実質コストを100万円前後まで下げられれば、10年以内で回収できる可能性があります。

この記事では、家庭用蓄電池の相場や補助金の種類、そして投資回収シミュレーションの考え方をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

・家庭用蓄電池の価格相場と内訳
・補助金を活用してコストを下げる方法
・投資回収シミュレーションで元が取れるか判断する基準

蓄電池は補助金を使わなければ元は取れない

家庭用蓄電池は、本体・工事費・諸経費を合わせると120万〜240万円が一般的です。
この金額を電気代の節約だけで回収するのは、正直かなり厳しいのが現実です。

じんけい
じんけい

補助金を使わない導入はおすすめできません。ほとんどの家庭で「元が取れない」結末になります。

では、どうすればよいのか?
答えはシンプルで、補助金をフル活用して実質コストを下げることです。

200万円の蓄電池でも、国や自治体・電力会社の補助金を組み合わせれば、実質100万円前後まで抑えられるケースがあります

目安は10年以内に回収できるかどうか

蓄電池の経済性を判断する最大の基準は回収年数が保証期間内に収まるかです。
多くのメーカーは「10〜16年」の容量保証を設けています。

じんけい
じんけい

目安はズバリ、10年以内に回収できるかどうか

具体例をシミュレーションで示すと…

  • 補助金ありの場合
    実質コスト100万円 ÷ 年間節約額11万円 ≒ 8.9年で回収(保証期間内で◎)
  • 補助金なしの場合
    実質コスト200万円 ÷ 年間節約額7万円 ≒ 23.8年で回収(保証期間超えで×)

この比較からも明らかなように、補助金を前提に導入することこそが判断基準です。


チェックしておきたいポイント
補助金の内容は自治体や年度によって大きく変わります。
タウンライフ家づくりを利用すれば、複数の会社から間取りや資金計画の提案が届くので、補助金を踏まえた検討の土台づくりにも役立ちます。

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家づくり無料一括見積もりサービス活用術|タウンライフの間取り提案も徹底解説

家庭用蓄電池の価格相場と内訳

本体・工事・諸経費でいくらになる?

家庭用蓄電池の導入費用は、大きく3つの要素で構成されています。

費用項目相場の目安内容
本体価格80万〜200万円蓄電容量・機能・メーカーで大きく変動
設置工事費20万〜40万円電気工事・配線・基礎工事など
その他諸経費10万〜20万円申請費・補助金サポート・保証延長など

合計すると120万〜240万円が一般的な相場です。

「えっ、こんなに高いの?」と思うのは当然です。だからこそ、補助金をどう活用するかが重要になります。

容量ごとの相場と価格を左右する要因

蓄電池の価格は基本的に「容量(kWh)」で決まります。

【容量別の目安相場】

  • 5kWh未満:50万〜100万円
  • 5〜10kWh未満:80万〜185万円
  • 10kWh以上:130万〜280万円

ただし、同じ容量でも次の要因で価格は変わります。

  • 電池の種類(LFPなど安全・長寿命タイプは割高)
  • 全負荷対応か特定負荷対応か(家全体をまかなえる全負荷型は高額)
  • 付加機能(AI制御・HEMS連携・EV連携などで価格上昇)
  • 販売経路(訪問販売は高額、ネット・専門業者は安め)

「容量が大きい=正解」ではありません。家族人数やライフスタイルに合わせた容量を選ぶことが、無駄な出費を防ぐ最大のポイントです。


蓄電池は単体で考えるのではなく、間取りやオプション設備と一緒にトータルで判断することが大切です。
「どの設備をどこまで入れるか」は家づくり全体の満足度を左右します。
注文住宅の間取りとオプション決定ガイド

補助金を活用して実質コストを下げる

国・自治体・電力会社の補助金

家庭用蓄電池はそのまま導入すると200万円前後かかり、ほとんどの家庭では元が取れません。
そこで欠かせないのが補助金の活用です。

補助金の種類金額の目安特徴
国の補助金最低70万円〜毎年制度が更新される。全国どこでも対象
自治体の補助金最大60万円(例:東京都)地域ごとに金額・条件が異なる
電力会社の補助制度最大30万円ピークシフト協力や料金割引とセットが多い

組み合わせると100万円以上の補助金を受けられることもあります。

じんけい
じんけい

まずは「自分の自治体ではいくら補助が出るのか?」を調べるのが最初の一歩です。

実質負担を100万円前後に抑えるのが現実的

補助金を使うことで、200万円の蓄電池でもここまで下げられる例があります。

  • 国の補助金:70万円
  • 東京都の補助金:60万円
  • 電力会社の補助金:20万円
    合計150万円の補助金 → 実質負担50万円

もちろんここまで大幅に下がるのはレアケースですが、実質100万円前後に抑えるのは十分現実的です。

  • 投資回収を10年以内にするには「実質コスト100万円前後」が条件
  • 補助金なし(200万円前後)では回収が20年以上かかり、保証期間を超えてしまう

投資回収シミュレーションで導入するかを判断する

計算式と代表ケース(補助金あり/なし)

蓄電池の導入可否は、投資回収年数で判断できます。

計算式はシンプルです。

投資回収年数 = 実質コスト ÷ 年間の節約額

具体的にシミュレーションすると、次のようになります。

ケース実質コスト年間節約額回収年数判断
補助金あり・単価差大100万円約11万円8.9年◎ 保証期間内で回収可能
補助金あり・単価差中100万円約7万円11.9年△ ギリギリ保証期間超え
補助金なし200万円約7万円23.8年× 回収困難

補助金を前提にすれば「10年以内での回収」が現実的になりますが、補助金なしでは保証期間を大幅に超えてしまいます。


投資回収年数を具体的に考えるなら、実際の見積もりを比較するのが一番です。
タウンライフ家づくりなら、複数社のプランや費用感を一度に取り寄せ可能。
その資料をもとに、自分の家でどれくらい回収できそうか試算してみましょう。

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消費電力・単価差で回収年数は大きく変わる

回収スピードを左右するのは、次の2つです。

  • 消費電力の多さ
    たくさん電気を使う家庭ほど「本来なら高い電気を買うはずだった分」を蓄電池でまかなえるため、節約効果が大きくなり、回収が早まります。
  • 電気料金の差(買電と売電の差額)
    電力会社から買う電気が35円、余った電気を売る単価が8.3円だと、その差は26.7円
    この差が大きければ「買うより貯めて使うほうが得」になり、節約効果が高まります。
    逆に差が小さいと、せっかく蓄電池を導入しても思ったほど節約にはつながりません。
じんけい
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つまり、電気をよく使う家庭 × 買電と売電の差が大きい環境 ほど、蓄電池は早く元が取れる仕組みです。

まとめ:相場・補助金・回収年数を押さえれば失敗しない

家庭用蓄電池はそのまま導入すると120万〜240万円と高額で、補助金なしではほとんどの家庭で元は取れません。

国・自治体・電力会社の補助金を組み合わせ、実質コストを100万円前後まで下げられれば「10年以内の回収」が現実的になります。

✔ この記事の結論
  • 蓄電池は補助金を前提に導入を検討することが必須
  • 投資回収の目安は保証期間内=10年以内
  • 消費電力や電力単価差によって回収スピードは大きく変わる

迷ったときはまず「自分の自治体の補助金額」と「見積もりの実質負担額」を調べてみてください。
それを元に投資回収シミュレーションを行えば、導入が本当に自分にとって良いかどうか判断できます。


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